カザフスタンへ講義に出かけることがあり、その度にエンジニアリング会社のAutomatica(石油・天然ガス関係の自動化エンジニアリングからソフトウェア開発まで行う、従業員800人の中堅企業)を訪問し、経営陣と話し合う。
「どうして日本の企業は来ないのか? ドイツ、アメリカ、フランスなど各国の企業が提携話などでやってくるが、日本からは来ない。」というのが経営陣のいつもの台詞である。 続きを読む
年別アーカイブ: 2004年
保証期間 (2004.11)
先日、ソニーMDウォークマンが壊れ、購入先のヨドバシカメラへ保証期間が2ヶ月すぎた保証書をもっていくと、「交渉してみる。」というお客本意の回答を得た。
2週間後、実際に故障は直って修理費も取られなかった。
お客の立場から、今後も、販売能力ゆえのメーカーへの交渉力あるヨドバシカメラへ足は向くであろう。 続きを読む
ソフトウェア開発見積もり (2004.10)
J社と大手ITベンダーU社の間に入り基幹システム再構築にあたってのコーディネータをやっている。
見積もりに関して難しさを知ると同時に、どこまで信用できるのか、という大いなる疑問もわいてくる。 続きを読む
トヨタ生産方式を事務現場へ (2004.9)
トヨタ生産方式に照らして、カスタマーサポート体制のCSFを考えてみよう。 続きを読む
CSF(Critical Success Factor) (2004.9)
古くから企業経営の肝としてCSFは論じられてきており、今日でも通用する考え方である。 続きを読む
組織力 (2004.7)
「ペプシコのCEOだったD・ウェイン・キャラウェイは、組織力が業界ナンバー2の会社は、結局、市場でもナンバー2にしかなれない」 といっています。
組織力について少し考えましょう。 続きを読む
企業のコアコンピテンスとしてのIT ~超優良企業は自前のITスタッフを有する
近年、国内ではいかにIT部門を切り離し、コスト削減を図るかに経営者の目が向いていると感じます。しかしながら、米国の超優良と言われる企業では、この動きをとっていません。
FedEx、Intel、Dell共に大勢のITスタッフを抱えています。FedExは6,000人(米国内4,500人)、Intelも6,000人、Dellは3,000人です。これらの企業は、ITを活用し事業プロセスの改革・改善を行っています。 続きを読む
佐銀取り付け騒ぎ(2004.2)
佐銀取り付け騒ぎ | 2003年12月24日 |
師走にデマ走る
25日昼前から「佐賀銀行が26日につぶれる」という内容のデマが広がり、同行の窓口やATM(現金自動預払機)に預金を引き出す人たちが押し寄せた。佐賀銀行は「信用失墜を狙った悪質なデマ」として、被疑者不詳のまま信用毀損(きそん)の疑いで、佐賀署に告訴した。 「佐銀問題ない冷静な対応を」 財務省福岡財務支局は25日夜、村上和也支局長名で緊急のコメントを発表し、佐賀銀行について「悪質な電子メールにあったような事実は全くなく、銀行の経営内容、健全性、資金繰りは問題ない。預金者には冷静な対応をお願いしたい」と呼びかけた。 県内全域で携帯つながりにくく NTTドコモの携帯電話が25日午後4時半から3時間余り、県内全域でつながりにくい状態になった。佐賀銀行にからむデマで、携帯電話で情報を取り合う人が殺到したためとみられる。 |
あるソフトウェアベンダーに見る販売方法 (2004.2)
- 当社はある特定分野の最大手(=製品は良い)
- 社長は元代理店方式で成功した企業出身者
- 直販を全くせずに代理店販売方式を採用
- 広告宣伝、セミナー開催、小・中・大学へソフトの無償支給など側面支援+代理店拡大