中央アジアでの活動 (2008年1月)

2004年9月以降、カザフスタン、ウズベキスタン、キルギスの中央アジア三カ国で以下のような活動をしています。
業務を通じて、多くの現地企業経営者と直接接する機会があります。
日本企業との戦略的企業連携を望む企業もあり、その支援も行っています。これらの業務は主に以下の機関から委託を受けています。
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途上国での必需品 (2006.4)

ここ12年で、途上国を回る仕事が多く、もしどなたか途上国へ行かれることがあれば参考にしていただけるのではないでしょうか。

ウガンダ、ガーナ、エチオピア、ケニヤ、南ア(ここは天国)、ブラジル、サウジアラビア、トルコ、チュニジア、カザフスタン、東南アジア各国と、随分行きました。 続きを読む

人生で感銘を受けた本 (2005.10)

「今日の芸術―時代を創造するものは誰か」
岡本太郎著 光文社文庫 1999年3月

 この本には、芸術論として以上に今の日本の企業経営者が学ぶべき観点が数多く書かれている。今日では芸術の最高峰と言われる、ピカソ、ゴッホ、セザンヌ、ゴーギャンなどの巨匠も、当時はすべからく、「こりゃーなんだ」と言われたり、見られたりしたのである。もっと遡ればルネッサンスも、それまでは裸の女など絵としてあり得なかったので、皆驚き、「こりゃーなんだ」と思った時代なのである。新しい芸術が生み出されるときはいつもそうだが、前の時代に見られなかったことが描かれ、始めは受け入れられずとも徐々に浸透し、その時代の芸術となるのである。 続きを読む

書評 (2005.5)

「人を動かす人」になれ!―すぐやる、必ずやる、出来るまでやる
日本電産社長 永守重信著 三笠書房

永守氏は現在の日本が必要としている真の意味での起業家であり、注目すべき経営者である。ニッポン放送の買収劇でも自身の視座から、裁判所の判断を支持し、最終局面でのマネーゲームと化した敵対的買収のイメージダウンを厳しく批判している。
起業家と言う意味で、パッション経営の稲盛和夫氏に相通じるものを感じる。
私は、書評を依頼され、書店で「この人の本なら読んでみよう」ということで、この本を手にした。 続きを読む

チームのプロトコル (2005.3)

カザフスタンで過去3回講義を行っているが、2005年2月14日―18日の「在庫管理」の講義の際、カザフスタン人材開発センターの都合で通訳が交代した。
英・露通訳から、日・露になり、明るい女性から暗めの男性に代わった。
クラスは、突然の変更にネガティブで、眠る者、帰るものも出てしまった。私としては、初めての経験であった。 続きを読む

私心なき経営者 (2005.2)

「ウガンダの父と呼ばた日本人」(登山家の今井通子著)の柏田雄一氏は73歳の現在も繊維工場再建のためウガンダで、日々戦っておられる。
1985年から20年間、内戦を含め多くの困難の中で企業を育て上げ、その後国営化され柏田なき経営で閉鎖に追い込まれた工場を2000年に買い取り、再建を始めた。
アミンはじめ歴代の大統領すべてと真にウガンダ経済を支える立場から話し合い、彼らの熱い支援を得ている。特に、現大統領ムセベニとは交換を通さずに電話で語り合う関係である。 続きを読む